福島原発 オフサイトセンター機能せず

10年前のJCO事故をキッカケに全ての原発にオフサイトセンター(緊急時の司令部となるべき建物)が設置された。しかし、今回の福島原発事故では機能していないという(福島民報)。私は、以前、福井県の敦賀の海保で働いていたとき、敦賀のオフサイトセンター(原発銀座のため複数ある)を見学したことがあるが、それはそれは立派な建物だ。これも、日本お得意の箱物ビジネス、一種の公共事業として作ったのだろうが、また、高い買い物のわりには役に立たなかったわけだ。今、福島のオフサイトセンターは福島県庁内にある。しかし、そのオフサイトセンターは何をやっているのか、メディアにはほとんど出てこない。出てくるのは、東京の東電本社や保安院本省の様子や会見ばかりだ。本来、この種の災害は、現場に情報を集約し、現場で指揮しなければならない。しかし、今回もその原則が無視され、東京がごちゃごちゃと口を出しているということだろう。指揮命令系統の見直し、及び、意思決定権限の明確化などは急務だと思う。箱物などは、なければなくてもどうにかなる。(今回も県庁の会議室か何かで間に合ってしまった。)しかし、権限だけは予め明確化しておかないと、いざという時に意思決定が遅れ、致命傷になる。今回の最大の問題点はココです。

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